嫁姑問題 ~私の場合~ 

 

 こんにちは。

 

記事の更新が、開いてしまいました。 

 

今回は、ネガティブな内容です。

 

不快な方はご遠慮くださいませ。

 


私と婚家の話です。

 


私は毎朝、義母と喫茶店にコーヒーを飲みに行きます。


姫が学校に行くとき、義母が玄関で待っています。


行ってきますを言って、姫が学校に行ってから2人で喫茶店に向かいます。


茶店で、あーでもない、こーでもないと毎日同じような会話をします。

 

おしゃべりのメインは義母。

 

会話はだいたい、義母の義父への愚痴。

 

毎日、同じ愚痴を言います。

 

毎日同じ話を、ふんふんと聞きます。

 

それは、大変ですね。と相槌のヴァリエーション

 

もいくつかできました。

 

私は、サンドバッグです。

 

小一時間ほどで、喫茶店を出ます。

 

もう、六年くらいになるでしょうか。

 

それでも、この ”喫茶店詣出” をへて、

 

嫁姑の仲は、急速に良くなりました。

 

 姫が産まれてから、私は、朝5時に起きて家事をしています。

 

姫も旦那も寝ている朝にしか集中して家事ができないから。

 

集中しないと、しくじる性質です。

 

ひとつずつしか、できない性格です。

 

昼間眠くなります。

 

そこで、けたたましい、姑の襲来。

 

昼寝している時、勝手に鍵を開けて入ってきます。

 

あらま、お昼寝しているの?

 

旦那さまが働いている時に寝ているなんて、私の時代では許されなかったわ。

 

と時代錯誤なことを言われました。

 

鍵を閉めないで、拒絶されてるみたいだから。

 

とも、言われました。

 

鍵も閉められない…。

 

監視されているような感覚。

 

このころ、玄関からたくさんの人が入ってきて、

 

私の寝ているベッドを取り囲んでいるという

 

とても気持ち悪い夢を何度も繰り返し見ました。

 

義父母に、身体中をべたべた触られているような感覚に

 

襲われました。

 

そして、蕁麻疹を発症しました。

 

 私は自分の ”家” で休むことはできませんでした。

 

やがて姫が産まれました。

 

私はやっと”嫁”として認めてもらえた気がしました。

 

そして、姫が小学校に行くようになり

 

義母との ”喫茶店詣出” が始まったのです。

 

何年かたった頃、

 

とても忘れられない出来事がありました。

 

 私の母親(一昨年のクリスマスに急逝)が亡くなりました。

 

お葬式がすみ、めでたくもないお正月がきて、

 

その一週間後、旦那と義父母がインフルエンザにかかりました。

 

私は、毎日ご飯を作って持っていきました。

 

母が亡くなって悲しかったけど、旦那や義父母をほっておけません。

 

私は看病を頑張りました。

 

そうして、三日したらぱたりと、動けなくなりました。

 

 

無になりました。

 

 

水も飲めません。

 

 

 

そのあと、三日たってようやく動けるようになりました。

 

義父母のようすを見に行きました。

 

私「おじいちゃん、具合はいかがですか?」

 

寝室に寝ている義父に、声をかけました。

 

義父「お前の顔なんか見たくない!」

 

私「え?」

 

どうして、義父は怒っているのだろう…?

 

義母に聞きました。

 

私「なんで、お義父さん、怒ってるんですか?」

 

と。

 

そしたら、

 

義母「三日間、食事も持ってこなかったからじゃない。」

 

と言いました。

 

私「動けなかったんです。過労で…。」

 

そしたら、

 

義母「言い訳なんか聞きたくない!」

 

と、怒りをあらわにしたのです。

 

義母も義父と同じ気持ちなのだなと、思いました。

 

私は、ショックでした。

 

母が亡くなってすぐなのに…。

 

動けなかったのに…。

 

なにより、義母もそのように感じていたことです。

 

仲良くやっていると思っていたのが、そうではなかったのです。

 

只の、飯炊き女。

 

将来の自分たちの介護のための嫁。

 

その日から、私は心を閉ざしました。

 

うわべだけで、仲良くするしかありませんでした。

 

毎日の ”喫茶店詣出” もとても白々しいものになりました。

 

 私は、おばあちゃんが昔自分で商売立ち上げた話を聞くのが

 

大好きでした。

 

毎日、寝ずに商売の事を考えて、頑張った話。

 

頑張った結果、うなぎのぼりで売上が上がった話。

 

すごいな~と思い、ワクワクしながら聞きました。

 

本当は義母と仲良くしたかった…。

 

 

 

”喫茶店詣出” は今、週一回だけになりました。

 

自分の仕事を持ったからです。

 

毎日、自分の仕事場である事務所マンションに行きます。

 


今は週一の、サンドバッグです。

 

 

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ファンタジーのような絵を描くのが好きです。