2021年10月から2022年4月までの私と姫のこと ~其の三

 

こんにちは。

 

やっと、確定申告が終わりました。。。

 

前回の続きです。

 

2021年12月14日、私は突然の吐血で入院することになってしまいました。

 

姫は大事な高校受験を来春に控えていました。

 

とりあえず、中学生の姫が滞在している元婚家に電話をしました。

 

入院する羽目になってしまったので、元婚家のおばあちゃん=元義母に姫のご飯やらの面倒を見て欲しいと泣きつきました。

 

今までは事務所マンションから、毎朝元婚家に行き、朝ごはんや夜ご飯を元婚家で姫と一緒に食べていました。(そして夜は私だけ事務所マンションに帰ります)

 

元旦那は一ミリも役に立ちません。。。

 

頼れるのは元婚家の長(ドン)である元義母です。

(余談ですが、後ろ足で砂をかけるような形で元婚家を姫を連れて出たのに、義母は今でも「○○ちゃん(←私の名前)グラタン作ったから、持っていきなさい」とか、「ビーフシチュー作ったから持っていきなさいよ」とか言ってくれてマジ、ありがたいです。いや、ホントありがたいです。。。)

 

元義母は快く引き受けてくれました。

 

かくして、私は安心して(?)入院生活を送れることになったのです。

 

入院生活といってもずっと点滴したまま寝ているだけです。

 

折しも年末で、私は「寝ている場合じゃない。。。」と焦りました。

 

何か出来る事はないかと考えました。

 

そうだ、年賀状を描こう!!と思いつきました。

 

私は毎年、自筆のイラストで年賀状を描きます。

 

入院中にあるのは、暇だけでした。

 

私は、紙とボールペンを病院の売店で購入してきて、せっせと年賀状イラストを描きました。

 

時おり、看護師さんが熱を測りに来たり、点滴を交換しに来たりしました。

 

看護師さんが「入院中に年賀状描くなんて、根性はいってるね。。」と感心(半ば呆れ気味???)してくれました。

 

何も食べられませんが、私は幸せでした。

 

堂々と寝ていられる、そして何より大好きなイラストが描ける時間が出来たのです。

 

楽しい(?)入院生活は続きます。

 

この時私は、これから自分の身に起こる大変化にまだ気づいていませんでした。。。

 

続きます。。。

自分への慰めに桜と満月と白い猫のイラストを描いてみました。。。。