あう、お医者さま。あわない、お医者さま。


 

こんにちは。

 

結婚して(20年位前)からお世話になっている、気功整体の

先生がいます。

私は結婚した当時、環境の変化についていけずストレスで

蕁麻疹を発症していました。

その時からのご縁で今回、橋本病になってから再び通うよう

になりました。

気功整体の先生は、私が訪ねるとまず「どうですか?」と

聞いてくれます。

 

 この「どうですか?」という言葉。

 

 余談ですが、姉は私が風邪を引いている時に実家に電話する

と必ず気づいてくれます。

 

「鼻声じゃない?」「大丈夫?」と。

 

 姉には、私の少しの変化がわかるんですね。

 

話を戻します。

自宅の近所に小児科の病院があります。

姫は扁桃腺肥大のため、よく高熱を出しました。

その小児科は、本当に自宅のすぐそばなので、姫が熱を出し

た時よく見てもらいに行きました。

 

そのお医者さまは診察室に入っていくとすぐ症状を聞きます。

ふむふむと聞いていますが、こちらを見ません。

ようやっと聴診器を取り出した時、こちらを見ます。

でも、患者である姫の顔は見ていません。

私が母親しかわからない勘(例えばいつもと違う熱の出し方だ

から、インフルエンザではないか?とか)で提言しようものな

ら、キッとこちらを見ます。(その時、初めてこちらを見る) 

「では検査してみましょうか。」とか言います。

 

あの痛いインフルの検査をされて、退室するのをもたもたして

いる姫に、先生は「そこに座ってても痛みは引かないよ。」

と、たった、30秒位座っていただけなのに、追い出すように

言いました。

他に待っていらっしゃる患者さんのためにも時間を最小限に抑

えたいのは解りますが。

せっかち過ぎる…。

開いた口が塞がりません。

また話がそれました。(個人的な恨みになってしまった…。)

 

その病院は内科もやっているので、私は橋本病のお薬をもらい

に行っています。

先生に症状を聞かれたので、「毛が抜けるんですけど…。」と

私は言います。

やはりこちらをちらりと見て「毛が抜けるのは橋本病の症状に

はないね。だから違う原因だね。」と言います。血液検査の

データだけを見て(それも重要ですが)判断します。

 

いくら権威あるお医者さまでも、患者の顔を見ない、患者の

症状をじっくり聞かないお医者さまなど、良いお医者さまと

言えないと私は思います。

 

「自分の見立てに、逆らうやつは許さねえ。」と、自分の

プライドありきな、お医者さまはどうかと思います。

 

医者本位か患者本位か。

 

気功整体の先生の話に戻ります。

 

まず、私の顔をじーっと見て、私が何かを話し始めるまで

待ってくれます。

 

この間(ま)。

 

私が話し始めるとうんうんと、集中して聞いてくれます。

集中しているとなぜわかるかというと、話している私の瞳を

先生がじっと見ているからです。

私は、瞳を見つめられるのが苦手ですが。

心の奥を見透かされるようで。

でも、気功整体の先生には何でもお見通しのようです。

ひととおり私が話し終えた時点で、若しくは私が質問をした

時点で、はじめて先生の解釈が入ります。

「僕の解釈だけどね…」と前置きを入れながら。

 

その安心感。

 

そう言うとなんかデキてるようですが、そうではありません。

(念のため…。笑)

 蕁麻疹の時は、1日も薬なしではいられなかったのに、気功

施術でピタリと治まりました。

 私は蕁麻疹を発症し、気功整体の先生のところに通うように

なってから、いちども薬を飲んでいません。

 

その後また3日後に、蕁麻疹が再発してしまいました。

その時先生は、「あー、戻っちゃったね」と言って、また

気功を施してくれました。

 

それから週にいちど、気功整体を施していただくうちに、

蕁麻疹が出る間隔が徐々に開いていきました。

 

最初は1週間、そのうち2週間蕁麻疹が出ませんでした。

 

そうして、徐々に来院する間隔があいていきました。

 

そしてついに薬を飲まずとも気功整体の施術だけで、

蕁麻疹を完治させることができたのです。

 

子宮筋腫があることも、気功整体で明らかになりました。

 「子宮に何かあるよ? 悪いものではないから、ほっと

いても大丈夫。」

 

子どもが欲しかった私は、慌てました。

 

慌てて、病院に行き検査をしてもらい、子宮筋腫がある

ことが発覚したのです。

 気功整体の先生に、そのことを告げると「治療とか手術

とかしなくても、筋腫ちゃんは悪さしないから、大丈夫

だよ。」と言いました。

 

それから、4年後治療も手術もせず、妊娠し、元気な元気な

姫が誕生しました。

 妊娠中、ホルモンの影響で「筋腫ちゃん」も姫と一緒に育っ

ていたようですが(笑)

 

私の中の子宮筋腫は、先生の言ったとおり、本当に悪さする

ことなく無事、姫を出産することができました。

その後も筋腫ちゃんは、ただただ私の中に「いる」だけで、

何の悪さもしていません。

 

20年以上の付き合いの「筋腫ちゃん」

 

愛しくさえ思えます。

 

また話がそれました。

 

 気功整体の先生は最後に必ず「その調子だと、大丈夫だね」

と言ってくださいます。

 

私の顔を見たり、話をよく聞きいて、私の波動を見てくだ

さっているのです。

 

聴診器も、薬も、注射も持ってないお医者さま。

 

その言葉が私にとってのなによりの「薬」になっています。

 

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オリジナルアップリケで、親子マスク(夏用)作りました。