私の夢

 

私は、いま密かに企てている。

 

独り立ち=離婚。

 

いや、姫がいるから、2人立ち。

 

何年も前から。

 

私のこの計画を、姫は知らない。

 

姫が傷つくかもしれないという気持ちはある。

 

私は、姫が大好きだ。

 

私の命に代えても、絶対に姫を全力で守る。

 

それを姫がわかってくれると、信じている。

 

だから、今は義父や義母が怖くない。

 

まだ、姫が小さかった頃は怖かった。

 

誰よりも、義父母が怖かった。

 

不条理なことを言われても、立てついて、

 

「出て行け!!」

 

と言われるのが怖かった。

 

私には、出て行くところなどなかったから。

 

小さな姫を、貧乏な暮らしに浸らせるわけ

にはいかなかった。

 

とうたんは、何も言わない。

 

言わないどころか、とうたんはお店(自営業)が

傾きかけた時にも、何もしようとはしなかった。

「自分とスタッフごと○○に買い取って貰う」と、

当時羽振りの良かった○○店と、吸収合併を目論んだ。

 

私は、猛反対した。

 

「まだ、手の打ちようがある!それをやらずして

お店を売るなんてありえない!!」

 

それから私は、リーダーシップの取れないとうたん

の代わりに、協力してくれた当時のスタッフと2人

でお店の立て直しを図った。

 

そして、そのスタッフとの連携によりお店の立て直し

に成功した。

 

何とか軌道に乗りお店を立て直すことが出来た。

 

しかし、今回のコロナでの売上げ激減。

 

今度こそ、お店はやばいかも。。

 

とうたんは相変わらず、おたおたするばかり。

 

もう、はなから当てにはしていない。

 

頼りになるスタッフも今はいない。

 

私は、このお店の立て直しを今度はひとりでやる

ことになる。

 

具体的には、現スタッフ(人員)の整理。

 

端的に言うと、何人かを解雇すること。

 

最後の仕事。

 

姫もしっかりした考え方のできる、素敵な女の子に

なった。

 

「おかあん、とうたんと離婚して、イケメンと結婚

したら?」

 

とまで、言うようになった。

 

これは、姫に何度も言われた。

 

だけど、本当は私は知っている。

 

姫はとうたんが好きだ。

 

ほんとうは離婚などして欲しくないことを…。

 

私がとうたんに色々辛い目にあわされて、密かに泣い

ていることも、知っている姫。

 

とっても愛おしい…。

 

姫ととうたんは、永遠に親子の強い絆で結ばれてい

る。

 

しかし、姫は母である私を選ぶだろう。

 

とうたんとは、もう話はつけてある。

 

姫の養育費の話、離婚後のお店の話。

 

私には、姫と楽しく暮らしていく自信がある。

 

私には、姫がいる…✨

 

そして、私にはイラストの仕事をするという夢もある。

 

準備は整った。

 

後は、時を待つだけ。

 

腹をくくるため、あえてブログに記しました。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。