コロナで休校。~事務所生活での楽しみ方~ 

 今週のお題「わたしの部屋」

 

長引く休校でオタクの姫もさすがに、家での生活が飽きてきた模様。そこで、私は事務所マンション生活を姫に提案してみました。

 

私は自分のお気に入りの街(自宅からほどほどに近い)に仕事場としてマンションを借りています。勿論、家賃も自分で払っています。まさに自分だけのお城です。その事務所マンションに姫とともに何日かお泊まりしようというもの。事務所マンションといっても普通のワンルームマンションなのでお風呂もトイレもある、いわばビジネスホテルのような感覚なのです。

 

姫と私は初めて事務所マンションに小さなテレビを持ち込み、4日ほど滞在しました。

 

私の事務所マンションはビジネス街に近いため、近隣のご飯屋さんが土日はほぼ人がいません。それでもまじめな姫は「外には出ちゃいけないよ。ご飯は部屋で食べよ。」と言いました。電子レンジも炊飯器もない。(普段は自宅でお弁当を作って事務所に持参している。)あるのは湯沸かしポットと小さな片手鍋ひとつです。

 

さあ、どおしよう…。

 

お湯と鍋だけで美味しい食生活をと、工夫をしました。

 

朝は必ずフルーツを食べるのですが、包丁がないので調理ができない。フルーツは苺に決定!

お昼は、総菜パンの上にスライスチーズをのっけたり、アルミ鍋のカレーうどんをコンロで温めて、その中に茹でたうずら卵を投入し、切ってあるネギをトッピングしたり、お湯で温めるタイプのミートボールを可愛く盛り付けたり…。姫は「給食みたい!!」と喜んでいましたが、彼女は気付いていません。そう、野菜は”ネギ”だけということに…。

そこで、夜は洗ってそのまま食べられるプチトマト、いままで買ったことのない袋入りのおでんを温めて食べたり(侮っていたけど、旨い!)しました。

結構、湯沸かしポットと小さな片手鍋ひとつで充実したご飯が作れる(調理と言えるかな…?)ことに楽しみを見出した私でした。

 

人間は無いなら無いなりに結構楽しく、工夫してやっていける気がしました。決して、大豪邸だったり素晴らしいキッチンがあったり、生活すべての道具が揃っていたりすることが豊かではないということです。

 

事務所マンションには4日間滞在しましたが、義母に「主婦がそんなに家を空けてもいいの?」と言われたので、もっといたかったけど自宅に帰りました。そうです。自宅は4階建てで2世帯住宅になっています。家の中にエレベーターもあります。素晴らしいキッチンもあります。

 

でも、私は何もない事務所マンションでの姫との滞在がすごーく楽しかった。

 

要は、”ない”生活を楽しめるかどうかだと思いました。

 

また、休校が延びたらアレコレ理由をつけて、事務所マンションに姫とお泊りしよ…。そう目論んでいる私なのでした。

 

 

 

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カップ麺や菓子パンは美味しいが続くとどうかな?と思う。